アラフォーおしゃれ録

長野の春。くらしきぬの冷えとり靴下とはらぱんで過ごす

2019年3月19日

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長野の冬は長い。
しかし、数日前から外は春の陽気。
パジャマの下の肌着をやめていた。日中は、ダウンコートではなく、買ったばかりのトレンチコートを着始めた。
「春っぽさ」に浮かれていた。

相変わらず足先は氷のように冷たかった。昨年冷えとり靴下を3日分買い揃えた。この冬はあまり使っていなかった。効果は抜群だが、洗濯が面倒臭いのだ。最近はもっぱらユ○クロの厚手靴下をよく履いていた。肌のカサつきが少し気になるが他に不自由はなかった。

その日は朝からなんだか体調が悪かった。
午後から用事があったので、それまで少し寝ることにした。
本格的に布団に入ると起きられない可能性がある。そのままひざ掛けで全身を覆い、ソファーで体を丸めた。

昼になったが食欲がない。起きて少し白湯を飲んだ。体のだるさは朝よりひどくなっている。
はっと思い出し、引き出しから取り出した物。【葛根湯】。年始、夫が風邪を引いた時に買ったものだった。これこれ、とキャップをひねる。飲む前と後の自分は何かが変わったという自己暗示をかけた。顔のむくみを隠すため、いつもより念入りにメイクをした。
靴下はどうしよう…と思ったが、もうあと半日で脱ぐのだと、そのままユ◯クロ靴下で出かけた。

夕方。なんとか用事を済ませ帰宅。関節の痛みが激しくなっていた。

やばい。

風呂を沸かし1時間入浴。ジワリ、ジワリ、とこわばった体が緩んでいった。熱が冷めない内に湯たんぽを抱え、布団にもぐった。途中起きて、夫に買ってきてもらったスポーツドリンクを飲んだ。この世で一番美味い飲み物に思えた。安眠のため睡眠用イヤホンを着け再び就寝。

 

翌日。引き続き春の陽気。しかし朝の気温マイナス5度。体調は少し戻っていたが、気分が上がらない。ここでようやく、あの靴下を履くことにした。今使わなくていつ使う?靴下を重ね、腰まであるウールのスパッツをと腹巻き。3月とは思えない重ねっぷり。下半身だけガンダム。しかし下から暖かさに覆われる感覚は幸せだった。

早く履けばよかった。

下半身が熱を持つと、上半身の力も抜ける。手付かずだった家事をゆっくり再開した。
最初から、こうやって着込んで入れば、昨日の体調不良はなかったのでは?なぜ、買い揃えたものを使わないのか。「バカだね〜」と心の中で呟いた。

穏やかに次の季節を迎えたい。しかし一度も上手くいかない。長野県民4年目の春。

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