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デジタル環境で絵を描く道具を揃える前に。

2019年2月16日

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「で、一体わたしは何を買えばいいの⁉︎」
と、目の前で混乱する女性。原因はわたしである。

気軽にデジタル環境で絵を描けるようになった。ただ、当然道具が必要だ。どれが一番いいと言い切るのは難しい。操作する人のスキル、予算、目的によって、道具は異なる。

先日、友人から「adobeを習いたい人がいるんだけど」と連絡があった。adobe(アドビ)は、グラフィックソフトの代表メーカーである。デザイナー志望?はたまた絵描き志望?…ともかく友人を介してお会いした。
よく聞くと、教育関係の新しい事業を始めるにあたり、教材としての絵を描きたい、そのための環境づくりが知りたいとのことだった。

最初の絵はその時、彼女の前で描いたメモである。上段から順番に、ハード・ソフト・「描く」に特化した道具。彼女が最初に「adobe」と言ったのは、とにかく、『絵を描く=adobeが絶対必要』
と思っていたからだった。

スキル、予算、目的、一番大切なのはどれ?

彼女に色々説明しながら、私も混乱していた。考えながら話すのは難しい。今メモを見ながら改めて考えたこと。
一番大切なのはズバリ、目的である。
少し描いてみたいだけなのか?できれば上手くなりたいのか?プロになりたいのか?ここを見極めることが出来ているなら話は早い。あとはその道に詳しい人に考えてもらえばいい。ただ「あなたの目的はここにしましょう」と、他人が決めることは出来ない。自分のことは自分にしかわからない。

スキルは伸ばせばいい。デジタル環境に不慣れであれば尚更だ。最初は使えなくても、その道具に合わせて自分を「上げて」いけばいい。

予算はケチらないほうがいい。安くていいものもたくさんある。だけど、使いこなせるようになるともっといいものが必ず欲しくなる。プロなら無論だが、少し描いてみたいという人でも、少しだけ無理をして欲しい道具を揃えてほしい。考え過ぎ貧乏のわたしは「予算」で何度も失敗した。妥協して手に入れ、結局すぐに買い替え。使わない道具達が今も、背後の棚で埃を被っている。

「コレはいくらで、そういうスペックだから◯◯なあなたにはアレがいい!」という具体的な指南は、◯◯の部分が定まっていない時に聞いてもキリがない。◯◯には予算金額や、現在のスキルを入れてはいけない。それは目的が決まった後だ。

最初の女性とお会いした日の夜、LINEが届いた。「これを買う!」と。決断が早い。目的、生き方が定まっている人は素敵だ。

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